5月3日

朝8時に静岡を出発。いつも遊んでいるDan&ともよとあいのり。
ハーベストのよっちゃん、せいこさん夫妻の車と連なって行く。

清水で、さらに2台と合流。すでに目の前のバイパスは渋滞が始まっていた。
ドライバーが話し合った結果、有料道路はさけて、すべて下で行くことに決定。由比でバイパスを降りて旧道へと入る。
しばらくするとひどい渋滞になっている。隣に見える、東名とバイパスもかなりのノロノロ運転。いやー、まだ静岡を出てからたいして進んでもいないのに、こんな状態で先行き不安になる。ノロノロとしばらく進むと、「桜えび祭り」という立て看板が目に入った。この渋滞はどうもこの「桜えび祭り」が原因のよう。新鮮な桜えびの誘惑を振り切り、「桜えび祭り」専用駐車場の脇を抜けると、突然車がスムーズに動き出した。

ここからは、順調。下道を選んだのが正解だったようで、以後ひどい渋滞もなく順調に車は走る。途中、ミルクランドでトイレ休憩。まだ昼前だというのに、すでに駐車場はいっぱいだった。
そのままノンストップで忍野を目指した。会場近くのスーパーで最後の買い出し。それらしき車がいないので不安になりつつ、のどかな田園風景を走るとスタッフの方の姿が見えて、駐車場へと誘導してくれた。結局5時間かかって13時に到着。
駐車場脇では、シャトルを待つ列ができていた。

私たちも荷物をまとめ、シャトルの列につく。たいして待つこともなく、荷物専用のシャトル(2tトラック)が到着。スタッフの方が手際よく荷物を積み込んでくれた。スタッフの方はseisenさんデザインのTシャツを身につけていた。ああ、やっぱりこのTシャツ買おうとこの時点で決意。旦那はチケットと同時に予約済。
荷物トラックが出発すると、入れ違いにシャトル(ワンボックス)が到着。ああ、こういうシステムになっているのかと納得。荷物と人を分けて運ぶのは、なかなか効率がよいと感じた。
坂道を3.4分登ったところで、「到着しました」とドライバーさん。駐車場にいたスタッフの方も、この方もみんな笑顔。大変な役目なのに、この笑顔。ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいになる。

受付で、パウチされて紐がつけられたパスを受け取る。こういう一つ一つがとても丁寧に作られていて感動。Philのメッセージステッカーもうれしいサービス。予約済のTシャツもここで。
私は、ここから急な坂道をしばらく登る覚悟でいたのだが、なんと坂道はくだりだった。そうだったのかとホッとする。しかし、かなり急。帰りは荷物を持って登るのがしんどいだろうなと、着いた途端に帰りのことを考えてしまった。
足下に気をつけながら坂を下ると、でっかいJerryがこっちを見ている。これが噂のPARCOかぁ。ものすごい大きくてびっくり。



そのすぐ左隣にステージが見えた。ここからは、昨年のなべさんのレポートで拝見していた景色と一致。林に囲まれたさほど大きくないステージ。FRFのFOHの雰囲気を彷彿させる。じわじわとテンションがあがる。
こちらに手を振って近づく人が。かんちゃんだった。AXのチーズ以来だから2年ぶりかな。以前よりもやせたようで、すぐにはわからなかったが、名乗ってくれて、やっとかんちゃんだとわかり握手。
ステージ右奥のテントサイトに目をやると、たにさんがこちらを見ていた。手を振ってあいさつ。
坂を下ると、41さん32さんがお出迎え。

早朝に到着していたどときん達がテントを貼る場所を確保してくれていて、ステージからわりに近いスペースに拠点を構えることができた。


テントエリアにどときんが作成


テントを張り、落ち着いたところでビール。先発隊と乾杯。うまいっ。

早速ステージ前へ行ってみた。まだセッティング中。あらためて、41さんたちやたにさんにご挨拶。エリさんとは初めまして。kayちゃんともハグハグ。
スタートまでみなさんと楽しいおしゃべりをして過ごす。
最初のha-za-maは、ステージ前の傾斜にシートを敷いてのんびりとしながら楽しむ。徐々に体が会場の雰囲気になじんできた。


さわやか2ショットPhoto byよっちゃん



日陰は少し涼しくなってきたものの、日向ではまだまだ暖かな日差しが肌をじわっと暖めてくれていた。



持って来たMP3レコーダを、エリさんのところに宿り木させていただいて、Majestic Circusを録音してみることにした。名前はよく知っているし、音源も聴いたことがあるのだけれど、生で見るのは初めてのバンド。


Photo by よっちゃん


気持ちのよい音を出している。ステージ前で踊りながら楽しんだ。上手なバンドだなあと思った。機会があればまた見たいバンド。





だんだんと冷えてきたので、ブレイクの間にいろいろと着込んだ。すっかり冬の装いに変更。
mixiで知った『Quishinboh Groove』というお店が、トイレのそばにあり、チャイを買いにのぞいてみた。すると、手作りのかわいらしいグッズが並べられていた。なんと、DEADのシンボルイナズマを抱えたカエルくんがいた。もう一目惚れ。いくつかのデザインがあって、悩みに悩んで、なんとかひとつを選択。ほんとうは全部欲しかった。カエルブローチにも釘付けだったのだけれど、ぐっと我慢。


全長2センチくらい。眼鏡フレームに座らせるアクセサリだそうです。


店主のキムコさんはちょうど不在で会えず。温かなチャイをいただいてステージ付近に戻った。

次はdachambo。私たち夫婦は実はこれが一番の楽しみと言っても過言ではないかもしれない。dachamboも録音。スイッチを押したとたんにステージ前まで急ぎ、センター位置をキープ。旦那の姿を捜すと、当然のようにレール位置にいた。このところ聴いたセットは、緩く始まるものが続いたが、今日はジャーン!と、派手にスタート。のっけから会場の温度が上がる。
ギターのAOちゃんはじめ、メンバーも好調。実はけっこう緊張していたみたいだけど。







途中DEADナンバーもはさむが、AOちゃん、歌詞に一苦労。近くにいた32ちゃんと思わず顔を見合わせて笑ってしまった。その後も軽快なJamが続き、陶酔して踊りまくった。OVER HEADSの照明を、少し後ろに下がって見たいとも思ったが、あまりにも楽しくてその場を離れがたく、結局ずっと前の方で踊りまくっていた。後半はすっかり暑くなり、上着を脱いで踊った。
最初から最後までかなり気持ちのよいショウだった。
よく知る友達がみんなステージのすぐ前で楽しそうに踊っていて、それもまた楽しかった。

エリさん、たにさんにお礼を言って機材を撤収。このところ、テーパーもどきなことをさせてもらっていて、ほんとうにテーパーさんたちは大変だなあと感じるようになった。いろんなライブ音源を楽しませてもらうことができるのはテーパーさんたちのおかげです。

一旦テントに戻る。友達が「タコライスがうまかった」と言っていたので、旦那と買いに行く。容器一杯に盛りつけてくれる。たしかにうまい。2人ともお腹が空いていたのであっという間にたいらげた。
ステージでは、Dr.Seven Ken Machinesが出演中。ギターがすごい。でも、このドコドコした音はちょっと苦手。



音が終わってから、少しステージ付近のたき火へ暖をとりに行く。たにさんと会っておしゃべり。
坂の上にある建物に、何かの映像が映し出されている。DEADの古いフィルムのようだ。3人で坂を上って見に行った。たにさんが、何の映像なのか思い出してくれて教えてくれたのだが失念。
なかなかおもしろそうだったけれど、寒いのと眠いのとでテントに戻る。
再びテント付近で友人たちと談笑。12時頃就寝。